人見知りの特徴と原因&人見知りを治すための7つの方法

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あなたは人と話す時に、緊張やストレスを感じることはありますか?「感じることがある」と答えた人は、人見知りしてしまうタイプだといえるでしょう。

人付き合いが苦手で、人と接することに大きな体力を消耗してしまうのです。これは生きていく上では大きな障害となりますよね。

できれば楽しくストレスなく人付き合いをしていきたいもの。人見知りなんて一刻も早くに取り払ってしまいたいですね。では人見知りは克服できるものなのでしょうか。

今回は人見知りで悩む人のために、人見知りの特徴と原因、そして7つの対処法を紹介していきます。

人見知りって生まれつき?大人になってもあるの?

「人見知り」と検索すると、以下のようなことが書かれています。

人見知りとは、子どもが知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすること。

乳児が見慣れぬ人に対して恐怖を示し、あるいは泣き出す現象。

子どもの成長過程で見られる症状の一つであるのが人見知りなのです。

では大人になって人見知りするのはおかしいことなのでしょうか。

実は日本人は大人の8割近くが人見知りであるという調査結果が出ています。子どもの人見知りとは少し異なり、人付き合いが苦手な大人のことを人見知りというようになったのです。つまり人見知りは子どもから大人まであるものといえます。

大人で人見知りしてしまう人とは、この乳児期の人見知りが治らないまま大人になってしまったと思う人もいるでしょう。しかし、人見知りは生まれつきのものではありません。乳児期の人見知りが治らなかったわけでもありません。

大人で人見知りの人は、今まで生きてきた中での経験やトラウマから人見知りになってしまったのです。人間関係を構築する際に悩んで苦労した人は、気付くと人見知りになってしまっているのです。

人見知りをする人の5つの特徴

人見知りをする人には、わかりやすい特徴や傾向があります。まずはその特徴を5つ紹介します。

自分は人見知りなのか?あの人は人見知りなのか?そんな判断をするチェック基準にしてみてください。

人と目線が合わない

人見知りの人は、人の目を見て会話することができません。目と目を合わせると、心の中まで見透かされてしまう気がして怖いのです。また自分の視線で相手を不快にさせてしまうような気がしてしまいます。

人と会話をする時にどこを見て良いのかわからずに視線がフラフラ。目が泳いでしまい、挙動不審に思われてしまいます。

「なんだか人の目が怖い・・」と感じる人は人見知りです。そして「あの人とは目線が合わない・・」と感じる相手は人見知りである可能性が高いといえるでしょう。

自分に自信がない

過去に人間関係で大きなトラウマがあり、そこから自分に自信がなくなってしまい人見知りになったという人はとても多いです。自分への自信のなさが人を遠ざけてしまうのです。

学生時代にいじめにあった経験がある人は、辛い思いをしていた人は、社会人になってイジメはなくなっても、ずっと過去にイジメられたというトラウマが残っています。

すると、人と接する時に「こんなイジメられていた私と会話をしていても楽しくないはず」と思ってしまい、人と会話をすることに抵抗を感じてしまいます。

自分に自信がある人は、自分を知ってもらいたい!自分を認めてもらいたい!という思いが強いので、人にどんどん自分をアピールすることができます。

しかし、自分に自信のない人は、自分を知ってもらうことが怖くて人に近づくことができないのです。常に自分に自信がない人は人見知りの大きな特徴です。

被害妄想が大きい

遠くで人がコッチを見ながら何かを話している。それを見てどう思いますか?普通であれば、たまたまコッチを見ているだけで特に自分の話をしているとは思いません。

自信過剰な人は、自分のことを褒めているのだとポジティブに考えます。そして被害妄想が大きい人は、自分の悪口を言っているのだと思ってしまうのです。

人見知りの人は被害妄想が大きく、何でも悪い方に物事を捉える傾向があります。そのため、人付き合いをしていても、「自分は嫌われている」「自分は避けられている」と悪い方へと考えます。その結果人と付き合うことにストレスを感じて疲れてしまうのです。

気遣いができる

人見知りの人は、過剰なほどに人の気持ちを考えてしまいます。人の気持ちを考え過ぎてしまうから、人付き合いに神経を使いすぎて疲れてしまうのですね。

しかし、そんな人だからこそ、人の気持ちを考えて気遣いができるのです。これは人見知りの人ならではの長所でもあります。

相手が嫌な気持ちになっていないか。今どうしてほしいと思っているのか。そんな心情の変化を過敏に読み取り、行動に移すことができます。

考えすぎな部分もありますが、自分のことばかり考えていては、このような気遣いや心遣いはできません。自分よりも人の気持ちを考えているからこそできることなのです。

話しかけにくいオーラがある

人見知りの人は、そこに座っているだけでも「人見知り」のオーラを放っています。

「私に話しかけないで!」「これ以上関わらないで!」「そっとしておいて!」そんなオーラもしくはバリアをまとっているのです。

なぜそのように見えてしまうかと言うと、その思いが表情や態度に出てしまっているからです。いつでもニコニコしていて隙がある人は、なんとなく話しかけやすいですよね。

しかしいつも警戒心があり眉間にシワが寄っていて忙しそうで隙がない人は話しかけにくいです。自然とその話しかけにくいような表情や態度をとることで、人から自分を遠ざけているのかもしれません。

人見知りの5つの原因

ここからは人見知りになってしまう原因を5つ紹介します。

先ほど紹介したように、人見知りは生まれつきのものではありません。原因があるからこそなってしまうものです。まずはその原因から知っておきましょう。

人からの評価を気にしすぎている

「自分は自分。人は人。人からどう思われても気にしない!」そう思える人は人見知りとは無縁な人です。

このような考えができずに、「人からどう思われているか?」「人からどんな評価をされているか?」といった具合に、自分と他人を切り離すことができない人が人見知りになってしまうのです。

人見知りの人ほど、人に興味がある人なのかもしれませんね。人からの評価を気にしすぎてしまうあまりに、本来の自分を見せるのが怖いのです。

自分を深く知られてしまうことで評価が下がってしまうのではないか・・。そんな相手からの見られ方ばかり気にしてしまい、上手く付き合うことができないのです。

空気を読みすぎてしまう

人見知りの特徴で気遣いができることを紹介しました。気遣いのできる人=空気の読める人です。

仕事で残業している同僚がいたとします。

人見知りしない人は、この状況のことを深く考えません。そのため自分の仕事が終われば、自由に話しかけます。楽しければそれでいい!そんな感覚なのでしょう。

ここで人見知りする人は、今この人は仕事を終わらせたいはず・・。と空気を読んで話しかけるようなことはしません。

今どんな状況で何が求められているのか。それを深読みするのです。それが深すぎるあまりにいつ話しかけて良いのかわからなくなってしまいます。

その結果、すべてを自分の心の内にしまい込んでしまうのでしょう。

自分に自信が持てない

自分への自信と人見知りには大きな関係があります。

  • 自分の一言で相手を傷つけてしまった
  • 自分の言動で嫌な思いをさせてしまった

このような過去の経験で自信をなくしてしまうと、人との距離の取り方がわからなくなってしまいます。同じようなことをしてしまったらどうしよう・・そう思うと人と関わることが怖くなり、人と話すだけでも緊張やストレスを感じてしまうのです。

また自分に特別に優れているものや自慢できることがないと、そんな自分を見せることを恥ずかしく感じ、人とコミュニケーションをとることから逃げてしまうのです。

人に嫌われたくない

人には防御本能というものがあります。これは自分の身を守るための本能のようなものです。この防御本能が強い人ほど人見知りになりやすいのです。

人に嫌われたくないという意識が強いと、本能的に人から自分を守ろうとします。そうすることで自分を消極的にさせてしまうのです。

人に嫌われないように自分を守ろうとする意識が強すぎるあまりに人を遠ざけてしまう。これが本能であるとはいえ、本末転倒のような気もしますよね。

しかし誰でも持っている本能だからこそ、誰でも人見知りになる原因を秘めているともいえるでしょう。

会話の引き出しがない

人と話す時に必要となる会話力。この会話力がないと、一緒にいても沈黙ばかりが続いてしまい気まずい思いをしますよね。自分に会話の引き出しがない人は、人と会話することをためらってしまいます。

  • あの人はどんな会話をしたら楽しんでくれるだろうか
  • あの人と同じレベルで会話するには何が必要だろうか

いちいち会話の細かいシミュレーションまでしてしまうのです。そして、自分にはあの人と会話する引き出しはないと判断し、接することをやめてしまうのです。

人見知りって治るの?

自分が人見知りであると気付いた場合に、それは克服できるものなのでしょうか。もしくは人見知りとは一生付き合っていかなければならないのでしょうか。

人見知りは克服できます!

紹介したようにこれは生まれつきの性格ではありません。子どもの頃には誰もが人見知りを経験し、一度は克服して成長してきているのです。

大人になった今だって、克服して成長することはできます。「どうせ人見知りだから・・」なんて諦めては何も変わりません。人見知りは克服できるもの。克服していきましょう!

人見知りを治す7つの方法

ここからは人見知りを克服するための7つの対処法を紹介していきます。

全て一度に行う必要はありません。自分のできる範囲のことから少しずつ対処していくことで、人見知りは少しずつ和らいでくるはずです。

全ては自分の気持ち次第!さっそく実践してみてください!

相手の口元を見る

人見知りの人は、相手の目線に恐怖を感じます。相手の目を見ることができず、目が泳いでしまうのです。

そこで無理に目を見て話そうと思うのをやめましょう。目を見て話そうと意識するから、話すことまで怖くなってしまうのです。

目線は相手の口元や首元あたりにやりましょう。気が向いたら一瞬目を見る程度で良いのです。

  • なんか素敵なネクタイだな~
  • あれ?歯になんかついているな~
  • 今日は新しいシャツなのかな~

なんてどうでも良いことまで考えながら、深く考えずに相手と会話をしてみてください。目と目を見て、相手と深く話そうとするから緊張してしまうのです。頭を軽く空っぽにして適当に会話を楽しんでみるスタンスでいきましょう。

いい子ちゃんをやめる

人に良く思われたいという願望が強いから、いい子ちゃんになり、いい子ちゃんになろうとして人に嫌われないようにしようとするから、消極的になってしまい、結果的に人見知りになってしまうのです。

では、いい子ちゃんって何でしょうか。

姉妹の姉であるBさん。Bさんは小さい頃からいい子ちゃんでした。

基本的には妹を優先させ、お母さんが困っている時には助ける。自分はお母さんの負担にならないようにと頑張るのです。これはお母さんからしたらいい子ですよね。

でも、これってお母さんにとって都合のいい子でもあるんです。

お母さんは妹だけを気にしていればいい。お姉ちゃんは妹の面倒もみてくれる。お姉ちゃんはお母さんを困らせない。とっても都合のいい子です。

じゃあそれって誰が何の得になりますか?もちろんお母さんはある程度助かったかもしれません。

でも、Bさんはたくさん我慢してきた人生なのに、都合のいい子にしかなれていないのです。それって凄くもったいないと思いませんか。

いい子ちゃんに思われているようで、ただの都合のいい子ちゃんになっている。それならいい子ちゃんなんてやめてしまった方が楽なんです。

大丈夫です。いい子でなくても、あなたの本質を理解してくれる人はたくさんいます。それで良いのです。Bさんはいいお姉ちゃんじゃなかったとしても、お母さんは同じようにBさんを愛していたはずです。

人は他人をそこまで気にしていないと心得る

あなたは人からどう思われているかと気になって仕方ないかもしれません。でも、人はそこまで他人のことを気にしていないんです。あなたの言動をそこまで注視していないんです。

  • 昨日誰かと話した会話の内容を覚えていますか?
  • 昨日誰かがしていた行動が気になってモヤモヤしていますか?

そんなことはほとんどないですよね。自分がしてしまったことは覚えていても、他人の言動なんて1日たてば忘れてしまうのです。

他人は、あなたの言動について明日には忘れています。そう思えば気がすっと楽になります。

「どうせ明日忘れるなら!」と思い切って人と本音で話してみると楽しい時間が過ごせるはずです。

自分の自信のなさを受け入れる

あなたが自分に自信がないと思うのは、どのような部分でしょうか。まずはそれを具体的に考えてみましょう。その上で自分に自信のない部分について受け入れてみましょう。

  • 容姿に自信がない
  • 知識に自信がない
  • 会話力に自信がない

これらの自信のなさは誰だって持っていることです。自信のない部分がある方が人間らしくて親しみも持てます。

Cさんは自分の体型に自信がありませんでした。太っていることがコンプレックスで、人と話すことを遠ざけて人見知りになってしまったのです。

しかし、Cさんは太っていることを受け入れることにしたのです。自分のコンプレックスを受け入れることができると、人と話す時に会話のネタにすることもできます。またそれを改善しようと努力することもできます。

Cさんは友達に「ダイエットをしている」ことを打ち明け、相談しました。すると周囲の人は応援しアドバイスをくれるようになったのです。そして少しずつ痩せてきたことで自分に自信を持つこともできるようになりました。

Cさんはコンプレックスを受け入れたことで、人見知りを克服し、コンプレックスまで解消できたのです。ただ自信をなくして暗くなるよりも、とても前向きな人生になりますね。

鈍感力を身に着ける

誰とでも仲良くなれる人見知りしない人って、実はそこまで人に興味がない人なのです。友達が多くて、誰とでも仲良くなれるので、人のことが大好きなんだろう!と思いきや、このような人は自分が一番好きなんですよね。

反対に人見知りする人は人に深く興味を持ってしまう人ということです。人に深く興味を持つからこそ、相手の気持ちを深く考えすぎてしまい、神経を使いすぎてストレスになるのです。

人は人。自分は自分。あまり人に深く興味を持ちすぎることをやめてみましょう。時には「ま、いっか!」と気軽に考えることは必要です。

以前ヒットした「鈍感力」という本がありますが、まさにこの鈍感力を身に付けるのです。

気付かない、知らない、わからない。だから幸せなことってたくさんあるのです。敏感すぎるからこそ、鈍感力を身に付けていきましょう。

上手な聞き役になる

会話の引き出しがないと、つい人と話すことをためらってしまいますよね。しかし、会話力や引き出しを無理に増やそうと思う必要はありません。

上手な聞き役になることを心掛ければ良いのです。上手な聞き役とは、相槌と質問のみで成り立ちます。

「うんうん。へーそうなんだ!それでそれで?」これだけで会話は続いていきます。

「その後どうなったの?」「なんでそうなったの?」と掘り下げるだけで、会話は自然と続くもの。自分の面白い話がないなんて思わず、相手の話を引き出そうと思えば、会話は簡単です。上手な聞き役になりましょう。

とりあえずオープンに振る舞う

人見知りの特徴で紹介したように、人見知りの人には寄せ付けないオーラがあります。あなたがそのオーラを放っていては、周囲の人も近寄りにくいですね。

そこでもっとオープンに振る舞うように心掛けましょう。

「おはよー」と言って肩をポンとたたく。これって人見知りの人には勇気のいることです。でも一度やってみると気持ちがオープンになります。挨拶された方も距離を縮めてくれるでしょう。

あなたの方から歩み寄る努力をするのです。自分を閉じ込めずにオープンに振る舞ってみてください。

二度見知りってなに?

少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、二度見知りというものがあるのをご存知でしょうか。

二度見知りとは、初対面では大丈夫なのに二度目三度目と回数を重ねるごとに負担を感じてしまうことをいいます。これは初対面で頑張りすぎてしまったために、二度目のハードルが上がりストレスに感じてしまうことから起こるようです。

少し距離を縮めたからこその緊張。少し相手を知っているからこその気遣い。この二度見知りも人見知りと同じように、自分を作り過ぎてしまうために起こる現象です。

せっかく二度目があったなら楽しく会話できるように二度見知りも人見知りと同じように対処していきましょう。

まとめ

人見知りは克服したいものです。人見知りの人は、これは自分の短所でしかないと悩んでいる人も多いでしょう。しかし人見知りは長所にもなります。

人見知りであるからこそ、周囲を冷静に客観的に観察することができます。簡単に心を許さないことで避けられるトラブルもあります。また人の気持ちを過敏に察知することもできます。

克服しようと努めることも大切ですが、人見知りである自分を否定せずに受け入れることも大切です。悪いことばかりではないことを知った上で少しずつ克服できると良いですね。

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