自分嫌いの原因と自分を愛するための5つの方法

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自分に自信がないのを通り越して、自分が嫌いになっていませんか?

他人を嫌いな場合は、その人から離れさえすればとりあえず苦しみから逃れられます。しかし自分を嫌いな場合でも、自分は常にずっとついて回ってきます。苦しいですよね。

ここでは「なぜ自分を嫌いなのか?」について原因を考え、実際に自分を嫌いだった人々が行った自分を愛するための方法を解説していきます。

自分を愛せない人は「嫌っている方が都合がいい」から自分を嫌う

「あなたはなぜ自分が嫌いなのですか?」と聞かれた時、人は様々な理由を挙げます。

顔が不細工でモテないからという人もいますし、男性なら身長が低いからという人もいるでしょう。声が小さくてうまく会話ができない、いつも悪い方に考えてしまう、など容姿以外の理由をあげる人もいます。

それは自分を嫌いである原因ではありません。自分を嫌いでいた方が都合がいいので、自分を嫌いでいなければならない理由として、それらの要素を選びとっているのです。

「不細工だからモテない」という場合を考えてみましょう。不細工だと感じる人は、総じて全員が誰からも恋愛対象として見られないのでしょうか。パートナーがいる人は、全員が美男美女でしょうか。

自分を嫌いな人は、自分を嫌いでいたいから理由を選び出して持っているのです。なぜ「自分を嫌いでいたいのか」は人それぞれですので、「これだ」と断定することはできません。

自分に自信がなくて嫌いなままでいる方が、周囲が気にかけて優しくしてくれるのかも知れません。自分を愛している状態が未体験なので、新しい世界が不安で怖くて飛び出せないのかも知れません。

そのままでいて本当に楽なのであれば、自分を嫌いなままで居てもいいでしょう。しかし自分を嫌いでいることが苦しいのであれば、自分を愛する状態へ変わっていくべきです。

自分を愛せない代わりに他人を愛してはいけない

自分を愛せないから、代わりに自分以外の他者を愛したい・守りたいと思う人がいます。しかし、自分を愛せない者に他人を愛することはできません。

(ここで言う他人は「自分以外の他者すべて」ですので、親や子どもなどの血縁関係等も含みます。)

たとえばあなたが風邪を引いたとしましょう。そこに、あなたの大切な人が看病にやってきます。看病をしようとしているその人は、頭から大量に血を流しながらやって来ました。

「自分のことはいいから、早く病院に行って!」

「そんな状態で看病なんてしないで! まず自分を大切にして!」

あなたはそう思いませんか? 極端な例ではありますが、自分を愛せない人が他人を愛そうとするのはそういうことです。

自分を愛せない人が他人を愛そうとすると、その愛はほとんどが自己犠牲になります。自己犠牲を基にした愛は必ず破綻します。

あなたの「愛したい」「大切にしたい」気持ちを相手が喜んで受け取ることができるよう、まずは自分を愛することから始めましょう。

自分を愛せない人が愛せるようになった方法

それでは、「自分を愛する」ために具体的に何をすればいいのでしょうか。自分を嫌いだった人が実際に行い自分を愛せるようになった方法を5つご紹介します。

  1. 部屋着を変える
  2. 「休むこと」「楽しむこと」を許す
  3. 自分へのご褒美は大切な人にあげるものだと想像する
  4. 自分を否定しない人と話す
  5. 太陽を浴びる

あなたが「そんなことで?」と思う内容もあるのではないでしょうか。詳しく解説していきましょう。

1.部屋着を変える

外に出て行く洋服にお金をかけたり、じっくりと選ぶ人は沢山います。それは多くの場合、他者の目線を気にしているからです。

人に認められる・変だと思われないことを基準にして生きていくと、そこに沿えない自分をどんどん嫌いになります。

まずは、自分で自分を認めるために、基本的に自分しか見ることのない部屋着を変えましょう。ポイントは思いっきり自分が好きなものを、人からの目線を気にせずに選ぶことです。

家族と同居していて、家族の目が気になってしまう…という方は寝間着(パジャマ)でも構いません。自分のお気に入りのものを身につけて眠っていると、なぜか気持ちが上向きになるという人もいます。

2.休むこと、楽しむことを許す

自分を嫌いな人は、無意識に自分をどんどん「つらい方へ、つらい方へ」と押しやっていく傾向があります。

サービス業で働くRさんは、自分を愛することができず悩んでいました。せめてお客様に尽くそうと精一杯がんばった末、ついに体を壊して入院することになってしまいます。

Rさんは、「こんな所で体調を崩す自分はダメだ」「こんなに長く休まなければいけないなんて…」とまた自分を責めてどんどん自分を嫌いになっていきました。

そんな時、お客様からのお手紙が届きます。差出人は、客側なのにいつもRさんを気遣ってよくして下さる女性の方でした。

「入院したと聞いて、とても心配しています。Rさん、頑張っていたものね。でも私たち客のために頑張りすぎて体を壊してしまうくらいなら、少し手抜きをしてもいいから、いつもお店で会える方がうれしいですよ。どうか、自分に『休むこと』や『楽しむこと』をたくさん許してあげてくださいね」

このお手紙を読んで、Rさんはハッとしました。

そういえば少し体調が悪くても「休んじゃダメ!」と思って働いてたから、ここまで体調が悪化してしまったのかも…。休みの日も「自分が楽しむ」ことなんて考えてなかったから、全然気が休まらなかった…

そう気付いたRさんは、「今は休む時だ」と自分に言い聞かせ、治療に専念することにしました。体がつらいときは素直に眠り、病院の売店で売っていた大好きな小説や漫画を買って、暇な時はそれらを読んで過ごしました。

無事に退院したRさんは、以前よりぐっと仕事が楽しくなり、体調を大きく崩すこともなくなっています。

辛いものばかりを選んでいくのではなく、自分にとって心地の良いものを選んでいくことで自分自身の人生を肯定的にとらえることができるようになっていき、自分が好きになっていきます。

3.自分へのご褒美は大切な人にあげるものだと想像する

自分を愛する方法の一つとして、「自分が喜ぶことをする」というのは非常に大事です。

会社員のSさんは、周りの同僚が当たり前のようにやっている「自分へのご褒美」ができません。何をやっていいのか分からないし、ご褒美をもらえるほど自分は頑張っていない…と思っていました。

友人が「好きな人や大切な人にプレゼントするつもりで自分自身に何かしたり、選んだりするといいよ!」とコツを教えてくれました。

ある休日、日々のデスクワークで肩と腰を痛めてしまったSさん。

「好きな人や大切な人に…」という言葉を思い出した時、田舎のおばあちゃんが思い浮かびました。

もし、おばあちゃんが肩や腰が痛いってつらそうにしてたら…。肩たたきやマッサージをしてあげるかなあ。温泉に連れて行ってあげるのもいいかも。

「自分」へのご褒美は全然思い浮かばないけど、大好きなおばあちゃんへしてあげたいことだったら次々と思い浮かびます。その日、Sさんはすぐマッサージに行き、次の帰省でおばあちゃんと温泉へ出かけました。

今では「大切な人」を思い浮かべなくても、Sさんはすぐに自分へのご褒美が思いつくそうです。

自分へのご褒美をどんどんしてあげましょう。

4.自分を否定しない人と話す

人生の中で叱ってくれる人の存在はもちろん大切です。しかし、中には「ただあなたを否定して優越に浸りたいだけ」の人も存在します。

自分に自信がなくて落ち込んでしまう時は、自分を否定しない人と話しましょう。これは現実に会える友人でなくても、チャットやSNSなどで会話するインターネット上の友人でも同じことです。

肯定してもらってうれしいと感じたら、相手にも同じことを返してあげましょうね。

5.太陽を浴びる

どの方法も難しい!と思うあなたは、とにかく「太陽を浴びる」という方法をやってみましょう。

天気の良い日に外へ散歩にでも出るのがベストですが、外に出るのが嫌いな人は、窓から差し込む日光に当たるだけでも構いません。

太陽の光には体内時計を正常にし生活リズムを整える効果があります。自分が嫌いという気持ちは、不規則な生活による精神の落ち込みから来ていることもあります。

日光に当たらない生活をしている人は、最初は抵抗があるかもしれません。ですが「自分が嫌いな自分を変えたい!」と本気で思うのなら、少し太陽に当たるだけでもやってみませんか。

他人を愛したいあなたは、必ず自分を愛せる

「自分嫌いを直したい」という人の多くが、その奥に「親を大切にしたい」「子どもを愛したい」「恋人を大切に出来るようになりたい」などの願いを隠し持っています。

「自分を愛せない人は他人も愛せない」と書きましたが、それはあなたの持っている「人を愛したい」「人を大切にしたい・守りたい」という気持ちが嘘だ、ということではありません。

人に対して愛したい、大切にしたい、守りたいと思えるあなたは、必ず自分のことも愛することが出来るようになります。あなたが自分を愛せるようになれば、あなたの周りにも愛がどんどん増えていきます。

ゆっくりで大丈夫です。あなたの苦しみが少しずつ消え、笑顔がどんどん増えていくように、祈っています。

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