自己肯定感の低い人がやるべきたった一つのこと

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「自分はダメなやつだ…」

「あの人は上手にやっているのに、なぜ自分はうまくできないのだろう?」

次から次へと現れてくる自分のダメな所を日々見ているだけでも落ち込むのに、自分のできないことが出来ている人を見たりすると、余計に落ち込みますよね。

ダメな自分に思い悩む原因の一つに「自己肯定感が低い」というものがあります。
何故そうなってしまうのか、自己肯定感を上げるためにはどうすればいいのかを解説していきます。

自己肯定ができない人は「自己否定」する癖がついている

ここで言う「自己肯定」とは、

  • 自分自身を認める
  • ダメな自分も受け入れる

ということを意味します。肯定というよりは「受容」に近いですね。

現代人の多くは「すばらしい自分しか認められない」状態に陥っています。だから「ダメな自分が許せない」のです。

「これをできた自分はすごい、えらい」よりも「これができなかった自分はダメだ、みじめだ」の方に目が行きます。目の前に起きた結果に対して、「僕のせいだ」「私がダメだからこうなったんだ」と自分自身をジャッジします。

まずは、「自己否定をする癖」をやめるように心がけましょう。

あなたが「こんな自分ではダメだ」と思う自分は、そんなにダメなのですか?
会社が倒産するような失敗や、刑務所に入らなければならないほどの悪行を犯したのですか?

毎日、文字にして自分を褒めよう

とはいえ、長年染み付いた「自己否定の癖」をやめることはなかなか難しいです。
「あなたにとって良くないからやめましょう」と言われて「はい、やめます!」が出来るのであれば、誰も苦労しません。

自分を否定する、自分を悪い方にジャッジしてしまう癖を緩和するためにあなたがやってみるべきことは、ただ一つです。

「毎日、文字にして自分を褒めること」

日記でも、手帳でも、コピー用紙でも何でも良いです。これから「毎日」、自分の良かった所・えらかった所などを文字で書き出して下さい。

文字を書くのが苦手な人は、パソコンの文書データにしても良いでしょう。人に見られても良いというのであれば、SNSなどで書いてもいいかも知れませんね。
(ただし反論があって落ち込んでしまうという場合はやめましょう)

基本的には「手で書く(自分の体を直接使う)」方がより速く自分に実感させることができるのですが、それで自分が苦痛になってしまうのはいけません。毎日続ける、ということが大事なのです。

あなたにとって一番負担がなく、かつ楽しめる方法で、「毎日、文字にして自分を褒める」をやってみて下さい。

具体的に何を褒めたらいいのか思いつかない方のために、自分を褒めるためのポイントを3つご紹介しましょう。

  • 「できて当たり前」と思っていることから褒める
  • 自分を褒めるのに「他人」と比べる必要はない
  • 「今の自分」と「過去の自分」を比べて褒める

「できて当たり前」と思っていることから褒める

できない事ばかりに目が行ってしまう人は、自分が「当たり前にやっていること」の素晴らしさに気づいていません。

だから、「自分を褒めてみて」と言われても「何を褒めたらいいのか分からない」となります。まずは自分が「こんなこと出来て当たり前」と思っていることに注目してみましょう。

主婦のMさんのケース

Mさんは毎日、旦那さんのためにお弁当や夕食を作っています。揚げ物や肉メインになりがちなので、ある日栄養バランスを考えてほうれん草のごま和えを作ってみました。

夕食の時、旦那さんがこう言ってきました。
「このほうれん草、おいしくないな。けど、やっぱりハンバーグはうまい。」

旦那さんは料理の「うまい」「まずい」をすぐ言う人です。以前はそれが原因でよく喧嘩もしていました。

その夜、Mさんは日課にしている「自分を褒める日記」を開きました。

Mさんは「副菜を上手に作れなかったこと」が少しショックでしたが、「ハンバーグをおいしいと言ってもらえた」と書きました。
他にも「毎日、食事を作ってえらい」「洗濯ができた」など。

長く続けられるように、1日5行程度のスペースしかない日記を選んだので、今日の欄はすぐ埋まってしまいました。何なら、無理やり6行目を作って書いたほど。

日記は2ヶ月前に始めたものです。ふと、始めたばかりの頃は何を書いていたんだろう? と思い、一番最初のページを開いたKさんは驚きました。

わずか5行の欄に、「自分を褒めること」が2行しか書いてなかったのです。なぜ、Kさんは2ヶ月前の倍以上も「自分を褒めること」が出来るようになったのでしょうか。

それは「できて当たり前」と思っていることに価値を見出し、大事に思えるようになったからです。Mさんは今、たびたび勃発していた旦那さんとの喧嘩もぐっと少なくなった、と言います。

自分を褒めるのに「他人」と比べる必要はない

自己否定の癖が付いている人の多くは、「他人と比べて自分にダメ出しをする」ことが多いです。「第三者に、他人と自分を比べてダメ出しされた」過去を持っている人も沢山います。

自分を否定しない・自分を褒めるうえで最も大事なのは、「他人と自分を比べない」ということです。

人によって得意なこと・不得意なことは違います。あなたが羨ましがっているAさんは、何もかも完璧にできる人ということはありえません。

Bさんのケース

背が高くて器量が良くて仕事もできるAさんを、Bさんはひどく羨ましがっていました。ある日、会社の飲み会でBさんはAさんと隣同士になってしまいました。そこに同僚のCさんがはやし立てました。

「B〜! Aさんの隣にいるとチビが目立っちゃうなあ! Aさん、丁度いい引き立て役が隣に座って良かったですね!」

周にも笑われ恥ずかしかったのですが、BさんとCさんはお互い憎まれ口を叩くような仲だったので「うるせー、C! お前もこっち座ってみろ!」とBさんは言い返しました。

そして、AさんはBさんにこっそり、こう言いました。

「僕はBさんがうらやましいです。入社してたった3ヶ月で、呼び捨てで憎まれ口を叩かれるくらい、BさんはCさんと仲良くなっている。僕は未だに『さん』付けで、敬語ですよ」

誰もが憧れるAさんに「うらやましい」などと言われるとは思わず、Bさんはとてもびっくりしました。

自分のいいところを見つけるのに、「他人と比べなくてもいい」のです。自分が当たり前にできていることが、誰かにとって「できてうらやましい」と思うことなのかもしれないのですから。

「今の自分」と「過去の自分」を比べて褒める

「何かと比較しないと褒めることなんてできない」と言う人もいるでしょう。そういう方は、「他人」ではなく「過去の自分」と比べて今の自分を褒めてみましょう。

Mさんの事例もBさんの事例も、これに当てはまります。

Mさんの場合は
「2ヶ月前はよく夫と喧嘩していたのに、今は喧嘩をしなくなった」
ということが、過去の自分と比べて褒められることです。

「2ヶ月前は自分を褒めることが少ししかできなかったのに、今は沢山褒められるようになった」こと自体も褒められる対象となるでしょう。

Bさんの場合は「3ヶ月前よりもCさんと仲良くなれた」「今まで気づかなかった自分のいい所を、Aさんに教えてもらって今気づけた」ことが褒められることです。

どうやって自分をほめていいかわからない、という方はまず「前より良くなったこと」を見つけましょう。「こんなのできて当たり前だ」と思う部分に目を向ければ、きっと沢山あるはずです。

自分で自分を認めるために大切なこと

自信を持って「自分のことが大好き!」と言える人は、この日本中でそんなに沢山いません。それでも、「自分が嫌い」と思い続けて生きていくのは苦しいことです。

自己肯定感を高め、自分を認めるために大切なことは

  • 自分を否定するクセをやめる
  • 自分の持っている能力に価値を見出す(他人と比べない)

この2点です。

いきなりこの2点ができるようになるのは難しいので、「毎日、文字にして自分を褒める」という一つのことをご紹介しました。

あなたが今よりもちょっと自分を好きになり、少しでも悩みが減るよう、応援しています。

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