人脈作りの意味と8つのコツ

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「こんな人とお近づきになりたい」「協力者を募りたい」など、人脈を作りたいと思っても、気後れなどでうまく行動できないことはないでしょうか。

また、せっかく人脈を作ったとしても、維持するのが大変だと思って、気が滅入ってしまうことはないでしょうか。

そこで、そんな気持ちから一歩踏み出して、有益な人脈作りをするためのポイントを紹介します。

人脈作りとは何の意味がある?

たとえば、あなたは今、200名規模の大きなパーティーを主催しなければならなくなったとします。

パーティーには、運営にも人員を割かなければなりませんので、そこに集うべき人は、参加者の200名だけでは足りませんよね。

自分ひとりの行動だけでは、パーティーの案内も運営も、到底間に合いませんよね。しかし、パーティーの準備、告知や、参加者の募集や、相談事などで、自分の友人知人の協力を得ると、少し負担が軽くなるでしょう。

また、有力者や影響力のある人、顔の広い人とお近づきになれると、必要な人を一気に集められる可能性もあります。このように、人脈作りは、自分の目標を達成するために、理解者や協力者を増やすという意味があります。

人脈の作り方

具体的な目的を持って、人脈を広げようとしても、なかなか次につながらないなど、うまくいかないことはありませんか。そんな場面を、ちょっと振り返ってみましょう。

変に目が泳いでいたり、無理にでも自分ばかり話そうとしたりしていなかったでしょうか?「あてはまる」とガッカリするかもしれませんが、少しの心がけで、人脈作りがスムーズになっていきます。

相手の話を聴くことから始める

初めて会ったか、まだあまり親しくない相手であれば、相手の心があなたの話をまだ受け入れる準備ができていないことがあり、自分が話をしても空回りになることがあります。

これでは、自分の目的である、理解者や協力者を増やすというところまでは、たどり着けそうにありませんね。

思い当たる節があれば、まず自分が聞き役になることを心がけましょう。そして、ただ質問をぶつけていくのではなく、他愛もない会話から、「あなたのことをもっと知りたい」というように話を広げていきましょう。

たとえば、地元の人と知り合う時に、話題のお店やスポットにはもう行ったかということは、テーマの一例になります。

また、遠隔地の人と春先に知り合う場合、「暖かくなってきましたね。そちらでは桜が咲きましたか?」などといった、季節や天候の話題もテーマの一例になります。

なるべく相手の話の腰を折らない

これも、自分の目的をスムーズに聞いてもらうために心がけたいことです。話に花が咲くと、自分のことも話をしたくなってくるのは自然なことですが、なるべく相手の話の腰を折らないように注意しましょう。

誰だって自分の話をさえぎられると、いい気持ちにはなりません。まずは、相手が自分の話を聴いてくれる心の準備をしてもらわなければならないので、相手の話が終わるのを待ちましょう。

ただし、一方的に話を聴いているだけでは、あなたの時間ばかり奪われることになります。したがって、あまりにも相手の話が長くなっているようでしたら、「申し訳ないのですが、私の残り時間が少なくなってきました」などと伝えるようにしましょう。

相手のタイプを見て話す

相手に一通り話してもらったら、さあ、今度は自分が話す番です。効果的に自分の目的を伝えるために、自分の話し方をどうしたらよいのか、相手の様子を見ていると、だいたいわかってくるはずです。

相手がざっくばらんに話すタイプであれば、懐に飛び込む話し方が有効です。その方が、お互いに心の壁をある程度取り払えるので、この先も連絡を取りやすくなります。

相手が淡々と話すタイプであれば、お互いの心の壁を取り払うことよりも、話の展開を合理的にすることが望まれます。したがって、自分も冷静になって話をする必要があります。

作った人脈を維持する方法

せっかく自分の目的に沿った人脈が作れたと思っても、時間が経ってしまうと、お互いの記憶が薄れてしまい、すすんで連絡を取ろうとしなくなります。

たとえ「何かの折には連絡をください」という社交辞令があったとしても、心理的な距離が離れてしまうものです。

そうなってしまうと、残念ながら割り切るしかありませんが、誰彼かまわずつながりだけが残っているのも考えものです。

そこで、スマートに人脈を維持するための考え方についてご紹介します。

対等な関係を意識する

人脈が増えると、あなたに対して強い影響力を持つ人との関わりも、おのずと増えてくることになります。そういった人の影響力に飲み込まれてしまうと、つながりが薄れてしまうことが恐怖に思えることもあります。

しかし、あなたはあくまでも、自分の協力者や理解者を増やすという目的のもと、人脈作りをしているはずです。これでは人脈作りの目的が、影響力の強い人になんとかしてもらうことにすり替わってしまうことになります。

いくら影響力の強い人の力を借りても、目的を達成させるのは自分自身ですし、自分がそういった人に対して協力をする側に回ることだってあり得るのです。

したがって、どんなに相手が影響力の強い人であっても、どちらが偉いかではなく、お互い尊重されるべき個性のある、対等な関係だということを意識する必要があります。

目的外の人脈には執着しない

せっかくつながりが生まれても、実は自分の目的と一致した人脈でなかったということもあります。

仲が良くなれば、友達付き合いを深めることにより、自分の目的に合った人脈を紹介してもらえることもありますが、そうでなければ、ただの知り合いで終わるのも無理はありません。

もったいないことではありますが、そこにあまりにも執着してしまうと、また新たな人脈を作るときに「誰とも長続きしない自分は、人づきあいがうまくないのではないか」と自信を無くしてしまいます。

目的外の人脈は離れていくことは、仕方がないことと割り切り、自分の目的に沿う人脈作りを続けるようにしましょう。

相手のタイプをよく考える

相手が「この人は!」と思えたら、できるだけコンタクトを取った方がよいに越したことはありません。

とはいっても、誰もが自分の日々の生活に忙しい思いをしているので、連絡をすることに遠慮したり気後れしたりすることでしょう。

そこで考えたいのは、相手がざっくばらんなタイプなのか、淡々とした展開を好むタイプなのかということです。

前者であれば、他愛のないことでも積極的にコンタクトを取り続けたほうがよいでしょうし、後者であれば、知り合えたことのお礼から始めて、近況などを定期的にメールするなどがよいでしょう。

紹介による人脈作りの注意点

人脈作りには、誰かの紹介を受けるという方法もあります。紹介では、初顔合わせの前に、お互いの情報が紹介者によってある程度わかっていることが多く、知り合うまでに心の準備がしやすいという利点があります。

しかし、「面倒見のよい人」からの紹介には、実は少し気をつける必要があります。面倒見の良い人から紹介を受けると、自分がつないだ人脈がうまくいってくれることを強く望むあまり、当人同士の問題にも介入したがります。

しかし、知り合ってしまえば、あとは当人同士で話が進むことが普通です。その点を理解できない紹介者は、当人同士の関係すらも自分の人間関係に取り込もうとします。

その結果、当人同士の関係がうまくいかなくなると、こういった紹介者は、自分の人間関係の一部を壊された気持ちになり、自分の判断で当人たちを断罪するケースがあります。

それでも気が済まない場合は、「あの人は私の面子を潰した」など、悪評を他人に漏らしてしまうケースすらあります。

必要以上に介入してくるようでしたら、紹介者には「お話を繋いでくださってありがとうございます。ここから先はなるべく私達で取り進めて、お手を煩わせないようにしたいと思います。」とだけ告げましょう。

紹介を受けたことに対する感謝の気持ちを伝えつつ、「あなたはそこまで」と線引きをしたほうが、お互いのためです。

作った人脈が壊れそうなときは

せっかく時間や労力を費やしたにもかかわらず、自分が自信を失ったり、他人に横やりを入れられたりなど、何らかの原因で、作った人脈が壊れてしまうこともあります。それはとても残念で、悲しい事ではあります。

しかし、そこで何もかも捨て去るような気持ちにまでは、そうそうならないはずです。自分の目的の達成をあきらめきれない気持ちもあるはずです。

まずは、去っていく人と、それでも協力してくれる人を、冷静に見極めるようにしましょう。

耳の痛いことを言われるかもしれませんし、今までの人脈の2割ぐらいまで減ってしまうおそれもありますが、それでも協力してくれる人は、人脈が崩れそうになって、落ち込んでいるあなたの強力な味方になるはずです。

どんなに状況が絶望的に思えても、次に取るべき行動が見えてくるときが訪れます。再び立ち上がるその時に、話を聞いてくれるだけでも、力になる人は必ずいますので、しっかりと自分の人間関係を見つめなおしましょう。

まとめ

人脈作りの目的は、ひょっとしたらかなり利己的に見えるかもしれませんが、ここがぶれてしまうと、思わぬ苦労を味わってしまうことがあります。

かといって、あまりにも利己的なところを表に出してしまうと、引かれてしまうこともあります。

人脈作りとひとくちに言っても、実は絶妙なバランス感覚が求められるものです。

うまくいかないと思っても、必ず力になる人は表れますので、この記事を参考に、より意義のある人脈作りをしていただけると幸いです。

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