期待しない生き方が幸せへの近道!期待しない人になる方法5つ

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「期待」という言葉に対してどのようなイメージを持っていますか。

文字だけ見ると、応援や可能性が込められたプラスのイメージを抱く人も多いでしょう。「期待に応えようと頑張ってきた」と、自分のモチベーションを上げる原動力になってきたこともあると思います。

反面、「期待してたのに裏切られた」「期待外れだった」と負の感情が湧きやすい言葉でもあります。

日常生活において、この期待という感情は、さまざまな場面で登場します。そして期待の数が多いほど弊害を招き、自分の人生にブレーキをかけることになりかねません。

これから、期待という感情の根底にあるものを分析し、良い意味で「期待しない人になる」ための方法を紹介します。

人が期待してしまう理由

期待の感情が多い人は、一般的に現状と向き合うことが苦手です。人はなるべくエネルギーを使わない思考パターンや行動を本能的に行うため、ついつい「期待」という感情に陥りがちになるのです。

それではなぜ、期待をしてしまうのか、5つのタイプに分けてご説明します。

期待転換型

自分の理想を他者に転換してしまうパターンです。このタイプは、親が子供に対して抱きやすいパターンです。

「自分が果たせなかった夢をこの子に託そう」「子供のためなら、どれだけお金を使っても良いので良い学校に入ってもらおう」と子供に期待を託す親は多いでしょう。

また、好きなスポーツ選手がいる場合、絶対に優勝してもらいたい!と強烈に願ったり、好きなチームを応援するために各地に足を運んだりする人もいます。

このタイプの人は、過去や現状の自分に満足しておらず、極端にいえば自分の人生を放棄して自分の替え玉に成功を委ねてしまっているともいえます。

自分に期待ができないので、他人に期待をする、ということです。しかも一方的な期待のため、期待に反したことが起きると受け入れることができず、自分も相手も苦しむことになります。

見返り期待型

見返りを期待する、このタイプは誰にでも起こりやすいパターンです。テストで頑張ったのできっとお母さんは褒めてくれるに違いない、というのは単純でわかりやすい例でしょう。

また、悩んでいる友人に色々なアドバイスをしたのに、相手は一向にアドバイスを試す気配がないこともありますね。「忙しい中、まる1日費やして尽くしたのに・・」という感情も見返り期待から来ています。

自分のやりたい事を全部後回しにしてチームリーダーを引き受けたのに、感謝される事もなければ、人任せにされる一方だった、と脱力感を覚えることもあるでしょう。

こういったケースの場合、自分の中では「きちんと行動した、頑張った」という正論が根底にあるため、期待という依存の意識は薄いかもしれません。

けれども、行動のモチベーションの中に義務感を感じてやっている部分があり、本当の意味で能動的に行動しているわけではないのです。

その結果、どうしても行動の後の見返りを求めてしまいます。このようなことが積み重なると何もしたくない、ということにもなりかねないでしょう。

自己中心型

このタイプは、自分の常識にすべてを当てはめる、自分の物差しでしかものを見ない、という人が陥りやすい思考パターンです。

例えば、誰かに何か依頼をし、相手はその事に対して忠実に行ってくれたとします。けれども自分の中では、指示したことだけではなく、ここまでするのが当然、という物差しがあると、「え?○○までするのが普通でしょ」と勝手に腹を立ててしまいます。

このタイプの人は、自分よがりで広い視野で物を見たり、色々な価値観があることなどを考えようとしません。

「○○するのが当然、普通は○○」というあくまで自分中心の尺度で相手にも期待するため、不満やストレスも多くなりがちです。

願望型

普段の日常生活で、一番多く見られるのが願望型の期待です。例えば転職する時、今度の会社は良い会社であることを期待したい、という気持ちはほとんどの人が抱く感情です。

犬を預かることになれば、おとなしい犬だと良いなぁと思い、イベント開催時には、たくさん人が入ると良いなぁ、と期待します。

このような願望的期待は誰でも思いがちで、この程度の期待はそれほど問題ではないと思うかもしれません。

しかし、能動的思考を持った期待しない人は、このような期待すら持ちません。これから入る会社がどういう会社であれ、そこで最善を尽くすことを考えます。

何気なく抱く願望型の期待は、受け身的な思考から起こる期待といえます。

依存型

好ましくない期待としてわかりやすいのが依存型です。

「今日は残業で遅くなるので、せめてご飯くらい炊いておいてくれないかなぁ」と家族に期待したり、「自分が少しくらい手を抜いてもこのチームには○○さんがいるので大丈夫」と同僚に期待したり、願望型よりさらに依存心が顕著に出ているタイプです。

他にも以下のようなことがあてはまれば依存型といえるでしょう。

  • これを飲めば絶対痩せられる」という宣伝に乗ってサプリメントを摂ったが全然痩せられなかった。
  • 有名なカリスマコーチに習ったが、一向に技術は進歩しなかった
  • この資格を取れば何か道が開けるに違いない、と資格を取ってみたがあまり変わらなかった

指をくわえてただ待っているだけでなく、とりあえず行動しているのでポジティブにも思えますが、相手や事柄に依存しているだけで、自分というものは置き去りになっています。

資格の例でいえば、資格を取ったからといって、いきなりプロ級のスキルが身に着くわけではありませんし、また自動的に仕事への道が作られるわけもありません。

期待しないほうがいい理由

期待転換型、見返り期待型、自己中心型、願望型、依存型のどのタイプを見ても、期待して良い結果が出るパターンは1つもありません。

また、期待という文字ですが、「期」という文字には、“あてにする”という意味があります。

「あてにする」と「待つ」という文字から出来ているということは、完全に受け身の意味を持っていることになります。

受け身からは何も生まれず、前に進むことを阻むことになりかねません。また、負の感情だけが湧き出て、負のスパイラルに入ってしまう可能性もあるでしょう。

期待しない人になるための5つの方法

期待しないほうが良いのはわかっていても、ついつい期待の感情は湧き出てしまうものです。どうしたら期待しない人になるのか、5つの方法をご紹介します。

相手を尊重する

まずは、相手を尊重することです。子供や部下に過分な期待をかけることはよくありがちですが、期待されたほうは多大な重圧と束縛感を感じます。

特に子供の場合は、人格形成や人生に大きな影響を及ぼすこともありえるでしょう。相手は自分の所有物でも、自分の一部でもなく、自分とは全く違う身体とパーソナティを持った一人の人間です。

本当に相手のことを思うのであれば、自分の欲求を相手に植え込むのではなく、大切な一人の人間として尊重することに他なりません。

期待しない、ということは、相手を卑下したり、放棄していることではありません。期待をするのでも、可能性を無視するのでもなく、相手を受け入れた上で、相手の良いところは存分に引き出してあげる、といったスタンスが大切です。

自立心を持つ

期待の多くは、相手や環境に依存する思考パターンから生まれます。それなのに自分の姿は省みずに、期待通りにいかないと、相手に対し怒りの感情が発生します。

まずは、自分で考えたり、自ら行動したり、という能動的な行動を取る癖をつけることが大切です。

例えば、これは誰かがやってくれるだろう、またはお母さんがやっておいてくれるだろう、と人任せにしていた事を、自らやってみる、などできる事から始めてみることをおすすめします。

すると「結構大変なことだったんだ、これをいつもやってくれていたんだ」という事に気づいたり、自ら行ったことで、すがすがしい気持ちになり、また次の行動にはずみをつけることになります。

見返りは期待しない

悩んでいる友人に色々なアドバイスをしたのに、相手は一向にアドバイスを試す気配がない、ということもあると思います。

この背景には、相手を思う気持ちよりも自己陶酔や義務感が隠れていることが多いのです。

そのため、アドバイスが何となく的外れだったり、相手の気持ちに沿った話しではなかったりします。それでは相手もアドバイスを試そうとは思わないでしょう。

そのことに気づかず「せっかくアドバイスしたのに」ということだけに意識がいってしまうと、相手にも自分にとっても良い結果にはなりません。

一方、すべてのアドバイスが的確でなかったにせよ、相手を思う気持ちがひしひしと伝わるような言葉をかけてくれたとしたらどうでしょう。

結果がどうであれ、お互い何となく良い時間を過ごせたな、という思いになるはずです。どれだけ気持ちを込めるか、という事に徹していれば、結果を期待することもないでしょう。

コミュニケーションを大切にする

「自分のやりたい事を全部後回しにしてチームリーダーを引き受けたのに、感謝される事もなければ、人任せにされる一方だった」という例を出しました。

この場合、人任せにされる一方だった、という気持ちの前に、「どうして人任せなんだ!もっと協力してほしい!」という気持ちがあります。

一人で抱えて苦しいのであれば、他人の応援を待っているのではなく、相談したり、この部分だけ手伝ってほしい、ときちんと伝えれば良いのです。そして協力してくれた事には心から感謝するのです。

人に依存せずに頑張っている人でも、オーバーワークが続いたり、体調が悪かったりすると人に期待したくなる気持ちは出てきます

そして、待っていても達成されない期待にカリカリする前に、やはり人に伝えて協力してもらえる部分はお願いする、などきちんと言葉を出して伝えることが大切です。

人と協力し合うことは依存ではありません。常日頃から、一人よがりにならずにコミュニケーションを大事にすることで、無駄な期待感も解消していくことでしょう。

自分のやりたいことをやる

自分が本当にやりたい事をしている人は、やたらと何かに期待するということは少なくなります。そして、思考パターンも行動も能動的になります。

ですので、ここまで「期待しない人になるための方法」として挙げたすべての事柄も、すんなりクリアできてしまう力があります。

やりたい事をやる、というのは好き勝手なことではありませんし、わがままとも違います。やりたいことは仕事のように具体的なものもあれば、自分の信念のようなものである場合もあります。

やりたいことは、自分の中にあるものですので、外からピックアップして探すものはやりたい事にはならないでしょう。また、多忙な毎日でやりたいことが埋もれてしまっていることもあるでしょう。

しかし、子供の頃に得意だったこと、好きだったこと、これだけは譲れないという何か、大切にしてきたもの、何かしら人それぞれあると思います。それを大事にすることです。

まとめ

期待しない、ということは、相手や環境に左右されることなく、自分自身をしっかり生きるということです。

期待しない、が習慣化すると、どれだけ期待が自分をがんじがらめにしていたかに気づきます。

まずは単純に「期待しない」と決めたり、唱えてみたりしてください。すると、案外スムーズに行動できます。そしてきっと気持ちが軽やかになっていくことでしょう。

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