モラハラ男の見極め方と自分を守る3つの方法 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

身体的な苦痛を与えるドメスティックバイオレンスと違い、モラルハラスメントは精神的に相手を追い詰めて苦痛を与える行為です。

モラハラ被害者の多くは、「自分が悪い」「自分のせい」という思いに囚われ、その苦痛からなかなか抜け出すことが出来ないといわれています。

モラハラから抜け出す為には、モラハラをする側の特徴と対策を知る必要があります。そんなモラハラ男の特徴と自分を守る3つの対策をご紹介します。

モラハラ男の見極め方

近年、離婚や恋人と別れる理由の上位を占めているモラハラ。付き合うときや結婚するとき、相手がモラハラをする人なのかを見分けることはなかなか難しい場合があります。

パートナーがモラハラをする人か、見極めるため、共通の特徴をいくつかご紹介していきます。

①人のせいにして自分の非を認めない

何か悪いことが起こると自分ではなく他人のせいにする傾向があります。

②自己正当化する

自分が偉い、他人は偉くないという考えを持っています。自分が思っていることが正しいと思っているためにうまくいかないことがあると物にあたることも。

③外面がよい

表向きは人当たりがよく、良い人とみられがちです。「良い彼氏・旦那」を装うのです。

もしも、自分のパートナーがご紹介した特徴に当てはまったり思い当たる節がある場合、一人で悩まないようにしましょう。

モラハラ男は外面がよく魅力的

モラハラをする男性は一見、「正論」を言っているように聞こえ、特徴である「外面が良い」という点から、「あの人が?まさか、そんなこと言うように見えない」と、周りの人に判断される場合があります。

そのため、相談しても理解が得られずに苦しんでいる被害者が潜んでいるのです。ひとつの例をご紹介します。

長年、夫からのモラハラに悩んでいたAさん。初めのうちは喧嘩をしても言い返すこともしていました。

しかし、毎回のように正論を振りかざさし否定的な言葉で責め続ける口達者な夫。責め続けられることで、「自分が悪いんだ」「自分さえ我慢すればいい」という学習的無力感を植え付けられ、地獄のような日々を過ごしていました。

子供が生まれことをきっかけに夫の態度への変化に期待もしましたが、変化はなく、何か口論が始まれば夜中の2時3時まで続く説教。

人格や自分の親、兄弟まで否定され続けたといいます。夜中までの説教の後は「こんな時間まで説教をさせるお前が悪い」の言葉でした。

悩んだ末にAさんは子供を連れて別居へと踏み切りました。当時、精神的に追い詰められたせいか、人相が劇的に変化するほどだったAさん。

別居後実家に戻ったAさんは、数年ぶりに会った伯母に、「誰かわからなかった」と言われたほどやつれてしまいました。

別居後すぐに離婚を求めましたが、全く応じてもらえず調停へと発展しました。その調停の場でも、夫は自分を正当化する発言を繰り返し、モラハラの事実を否定しました。

調停員から「旦那さんはそんなことをいうような人に見えない」と言われたといいます。

調停では決着がつかずに裁判へと発展した後も、自分の弁護士さえからも停員と同じように、「そんなことをする人には見えないですね」と言われたと、辛い経験を教えてくれました。

このように、モラハラをする人の特徴である外面が良いという点から周囲の理解を得られず、苦しんでいる人がたくさん潜んでいる可能性があります。

一見魅力的なモラハラ男性。その心理に、どんな要素があるのか探っていきましょう。

モラハラ男性はは自己愛性人格障害?

フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエによると、モラハラの加害者は以下の特徴があると解説しています。

①心の中の葛藤を自分自身で受け入れることが出来ずに外部へ向けてしまう
②自分を守るために他人を破壊しても仕方がないという思い
③通常、罪悪感を持つような言動も平気
④誰かから何かを奪いたい欲求がある

モラハラ加害者は常にこのような状態で日常生活を送っているわけではないため、周囲には気づかれにくいことが、「症状のない精神病患者」といわれる要因となっています。

モラハラをする人のその多くは自己愛性人格障害という精神疾患にかかっている可能性が高いです。自己愛性人格障害は、他者への共感能力が乏しく、周囲との摩擦を起こしやすくなるパーソナリティ障害です。

日常生活に支障をきたすものではないため、周囲に気づかれにくいことと、周囲とのトラブルが絶えないという特徴を持っています。冒頭で紹介したAさんの夫も、度々職場でトラブルを起こすため転職が多く、親戚とのトラブルも絶えなかったといいます。典型的な自己愛性人格障害といえる症例です。

治療するには、根本的な部分から自分自身を変えていく必要があるため、本人がまず自覚するところか始めなければいけません。しかし、本人がその症例を自身で受け入れることができないことが多く、根本的な治療が難しいといわれています。

もし、パートナーがその症状があった場合、治療するための説得にあなたがさらに傷ついてしまう可能性があります。根本的な解決をするには、勇気をもってパートナーと一緒に治療を試みるか、その症状とうまくつきあっていく必要があります。

モラハラ男性に負けない自分を作ろう!

このように、モラハラは人格障害が起こしている精神的な疾患の可能性が高いというところを理解しましょう。ひとりで我慢をしているだけでは解決にはなりません。

モラハラに屈しない、負けない自分を作るための対策をご紹介します。

言葉を真に受けない

モラハラをする男性は、パートナーを徹底的に責め続けます。心無い言葉を投げつけられ、傷つくことも多いでしょう。

どんなに罵られても言葉を真に受けることをしないことが、負けない自分を作る第一段階となります。相手にどんなことを言われても真に受けないようにしてください。

同情心を持たない

こんな人だから自分以外誰も味方がいないと思いこみ、つい相手に同情をしてしまいがちです。この同情心こそが相手の思うツボとなっているのです。

「この人は私がいないダメ」というのは思い込みということに気が付き、同情心を持たないようにしましょう。

証拠は残しておく

モラハラ被害者は、精神的に追い詰められ証拠を残す気力さえもなくなります。でも証拠がないと万が一離婚となったときに、調停や裁判でモラハラの事実を受け入れてもらえない場合があります。

モラハラはれっきとした言葉の暴力です。自分を守るのは自分しかいないと強い気持ちを持ち、相手の言動はボイスレコーダーなどで音声記録などに残しておくようにしましょう。

まとめ

モラハラ男の特徴と負けない自分になるための対策をご紹介しました。モラハラは周囲に気づかれにくいという特性と、学習的無力感を与え続けられるため相手に洗脳されるという悪循環に陥ります。

モラハラされているのではないかと感じたとき、信頼できる人へいち早く相談し相手に洗脳される前に助けを求めてください。あなたは何も悪くないのです。

そのことに気が付くことが、モラハラ男に打ち勝ちあなたを救う第一歩となるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*