サイコパスは身近にいる?傾向や特徴、原因・対処法を徹底解説

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サイコパス(精神病質)は、マンガや映画の世界だけの話ではなく、実は身近な存在です。多くのサイコパスは異常犯罪者ではなく、私たちと同じ日常で暮らしています。25人に1人はサイコパスと言われているので、私たちが生活していく中で避けては通れない存在と言えそうです。

サイコパスとは、思いやり、愛情などの感情を持ち合わせていない人のことをいいます。罪悪感も後悔の念もなく、社会のルールを逸脱したり、人の感情を感じ取れず、人をモノのように考え、自分勝手に支配し、振り回します。結果、サイコパスと関わる人は、翻弄され、不幸に陥っていきます。

あなたの周りは大丈夫?サイコパスのチェックリスト診断

犯罪心理学者のロバート・D・ヘアはサイコパスを以下のように定義しています。

1.良心が異常に欠けている

サイコパスは、感情を持ちえないため、良心というものがありません。相手の気持ちにたって考えるということができないのです。悪い事をしても罪悪感を感じたり、良心の呵責を感じたりすることもありません。

2.他人に対して冷淡で共感しない

人の気持ちに寄り添うことができなければ、当然共感もできません。そのため、冷淡な対応になりがちです。自分の利益になると思えば、共感を演じる場合もあります。

3.悪びれることなく嘘をつく

嘘をつくと罪悪感を感じるものですが、サイコパスは罪悪感という感情を感じることができません。そのため、平気で何度でも嘘をつくことができます。嘘をついて相手を支配しようとするのです。

4.自分の行動に責任をとれない

サイコパスは、自分の犯した過ちに対して、反省したり、後悔したり、ということができないため、自分の犯した過ちを自己責任として捉える事ができません。そのため、周りにいる人からは非常に無責任な人として映ります。

5.自尊心が強く、自己中心的

自分を中心に世界が動いていて、そのまわりにあるものは、自分のために存在する「モノ」でしかありません。自分の利益になるものに対しては貪欲ですが、自分の利益にならないと分かると簡単に捨てることさえできます。

6.口達者で、魅力的

サイコパスは、うわべだけを取り繕うことに非常に長けています。周りからは、社交性が非常に高く見えて、人気者であったり、非常に魅力的な人に映ります。ただし、深く人と繋がることは滅多にありません。

サイコパスは社会的に成功している人が多い?

イギリスのオックスフォード大学の心理学者がサイコパスが就いている職業を調査したところ、CEO、弁護士など社会的地位が高い職業についていることが分かりました。サイコパスは共感する力が欠けていて、人を支配、コントロールする力に長けているため、知的能力が付加されれば、社会的地位を手に入れやすいのは、必然かもしれません。

サイコパスが多い職業トップ10(英国調べ)
1位:最高経営責任者(CEO)
2位:弁護士
3位:メディア(テレビ/ラジオ)
4位:販売員
5位:外科医
6位:ジャーナリスト
7位:警察官
8位:聖職者
9位:シェフ
10位:公務員

サイコパスになる原因

サイコパスになる原因はいくつか説がありますが、今のところはっきりとは解明されていません。

脳の構造的問題説

サイコパスの犯罪者のMRIスキャンでは、脳に構造的な異常が見つかっています。前頭葉の障害で、健常者の脳波とは全く違う波形を示していたそうです。

後天的な影響説

親による身体的虐待・精神的虐待や、幼少期のトラウマなど環境による影響で、サイコパスになるという説もあります。一般的には、後天的な影響を受けた場合は、ソシオパシーと呼ばれています。

サイコパスへの対処法

サイコパスの原因がはっきりしておらず、現在医学的な治療法も確立されていないのが実情です。サイコパスに出会ったときには、まず自己防衛をすることです。そのときの心がけを書籍「良心をもたない人たち(マーサ・スタウト)」よりご紹介します。

世の中には文字通り良心のない人たちもいるという、苦い薬を飲みこむこと

サイコパスを助けようとか、改心させようなどとは思わないことです。医学的にも解決されておらず、脳構造の問題だとすると、そういう人もいるのだ、ということを受け入れ、自分がどう防衛するのかを決めることが大切です。

自分の直感と、相手の肩書き(教育者、医師、指導者、動物愛好家、人道主義者、親)が伝えるものとの間で判断が分かれたら、自分の直感に従うこと

サイコパスは社会的に成功している人も多くいます。肩書きがあるから大丈夫、と思わず、人としておかしいと感じたときには、直感を無視しない事です。

どんな種類の関係であれ、新たなつきあいが始まったときは、相手の言葉、約束、責任について、「三回の原理(三回嘘が重なったら嘘つきの証拠)」をあてはめてみること。

3回嘘を重ねたら、その人は嘘をつくことに悪意を感じていないということです。相手の気持ちや迷惑は一切考えられないということの証拠になります。関われば関わるほど、受ける傷も深くなるため、出来るだけ早くその人からは立ち去ることが賢明です。

ゲームに加わらないこと(人の心をあおるのは、サイコパスの手口)

サイコパスは人の心を煽って、他人を平気で利用します。そのため、良心のある人は、だまされてしまい、自分のペースを見失いコントロールされていきます。心が煽られていると思ったら、できるだけ距離を置くことです。

サイコパスから身を守る最良の方法は、相手を避けること、いかなる種類の連絡も絶つこと(サイコパスは社会の約束ごとと切り離された世界にいるので、彼らを自分の交友関係や社会的つきあいの中に入りこませるのは危険)

深い関係になってからでは、関係性を断ち切る事は難しいので、なるべく早くサイコパスの存在に気づき、関係を遠ざけたほうがよさそうです。

人に同情しやすい自分の性格に、疑問をもつこと(周りの人を絶えず傷つけておきながら同情を買おうと大げさに働きかけてくる相手は、サイコパスである可能性が高い)。

優しい人ほど、サイコパスの餌食になりやすいです。気づけば、サイコパスの支配下に、、という状況にならないためにも、自分自身の性格も冷静に分析しておいたほうがよさそうです。

治らないものを、治そうとしないこと(サイコパスのとった行動はあなたの責任ではない。あなたが責任をとるべきものは、あなた自身の人生)

サイコパスの支配下におかれている人は、「相手(サイコパス)が悪いのに、自分自身が悪い事をしたのではないか」と思ってしまうケースが多いようです。自分自身の責任ではなく、相手の責任である、ということを認めた上で、相手を改善しようなど深入りしないようにします。

自分の心を守って、しあわせに生きること(それが最高の報復である)

まとめ

サイコパスは身近に潜んでいます。もし、「この人サイコパスかもしれない!」と思ったら、注意が必要です。心を分からない人もいる、ということを理解し、サイコパスをゆめゆめ更正しようと考えない事です。自分自身の心を浸食されていって取り返しのつかない状態になる前に距離を置くようにすることが大切です。

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