若手サラリーマンが「仕事をする意味」に悩む原因と対処法3つ

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仕事を終えて家に帰る電車の中、一人遅い夕食をとっている最中、「おれ毎日何やってんだろう?」なんてついつい考えてしまうこともあるとも思います。

就活ガンバって、やっと内定もらって、描いた未来とか、仕事でキラキラしている姿をイメージして張り切って社会人デビューした。しかし、仕事に慣れてくるにつれて、「これってなんか違うんじゃないかな?こんなんなら意味ない・・」と感じながら過ごす日々。

「いったいなんのために仕事をしているのか?自分が仕事をしている意味って何?」という迷路に入り込んでしまったときに、ちょっとでも元気に慣れる処方箋をご紹介します。

このモヤモヤの原因は何?

今この文章を読んでいるのは、社会人になってから数年の若手の方だと思います。入社して研修を終え、正式部署に配属されてそこでの仕事にもかなり慣れてきたことでしょう。

後輩社員も入ってきて、先輩としても立場もできます。本当なら改めてモチベーションが上がってもおかしくないですよね。

でも、実際に携わっている仕事はあまり変り映えのしないルーティーンだったり、先輩のフォローだったり、場合によっては尻拭いをさせられて頭を下げたり、面白くないことも多いことでしょう。人によって事情は違いますが、誰にでも「こんなはずじゃなかった」と思うことはあるでしょう。

そして生まれてくるのが「これってなんか意味あるのか?」という気持ちだと思います。自分がこの作業をする意味、この上司の指示をきく意味、この会社にいる意味。

そんなことをモヤモヤ考えてしまうのもわかります。でも、それには理由があるのです。

新入社員だったころのことを思い出してください。右も左もわからず、少しでも早く多くのことを覚えて、会社の環境、仕事の内容や人間関係の中で、「自分の居場所を見つけること」に懸命になっていたはずです。

それが今や、「自分がこの仕事をする意味」「この部署にいる意味」「この会社にいる意味」、もっといえば「仕事をする意味」を考えて立ち止まってしまっている。それは、今のあなたがそれだけ今の仕事を理解している証拠でもあるのです。

「仕事の意味」を考えてしまう理由をひと言でいいますね。それは――「慣れ、ダレ、飽き」。

自分のすべき仕事をわかって(しまったつもりになって)いるから、慣れてきて、効率的な仕事の仕方、手の抜き方も身について、同じことの繰り返しに飽きてきた。だからそういうことで悩むことができるんです。これって、あなた自身が成長しているからに他ならないのです。

今、ここにいる「意味」、これをやる「意味」

そもそも、あなたが学校を卒業して、今の会社に入ろうと思った「意味」ってなんでしたか? お金を稼ぐため、やりがい、中には周りの人もみんなそうしているし、家族も自分もそうするのが当たり前だったからということもあるでしょう。

これまでは部活やサークル活動、もっといえば学校だって、入ってみて楽しかったから続けてこれたし、つまらなかったら辞めることができました。この「楽しいから」があなたにとっての意味だった。でも、就職してしまうとそうも簡単にはいきませんね。

立ち止まって考え込んでしまうのは、ほぼ今の環境に対する「楽しくない」「しんどい」「つらい」という不満があるからでしょう。

辞められないということはありませんが、さて、そのあとどうするか、という新たな悩みが生まれます。でも、これって全部が全部、自分に向けられた問いであることにお気づきですか?

「自分がこの仕事をする意味」「自分がこの仕事をする意味」。主語は全部「自分が」ということ。あなたが悩んでいるのは、あくまでも自分に向けられたクエスチョンなのです。

なのに、ひょっとしたら、「会社に」「上司に」「仕事に」、意味を与えられることを求めていませんか? そんなあなたを否定しているわけではもちろんありません。先ほども書いた通り、これは成長している証、次のステップのための、いわば通過儀礼のようなものなのです。

そして、その次のステップとは何か? それは自分ではなく、主語を相手に書き換えることができるかどうかということです。

「会社が、この仕事をさせる意味」

「上司が、この仕事を命じる意味」

「この仕事が自分に与えてくれる意味」

「クライアントが自分に求めてくれる意味」

自分が仕事をする意味を、自分にではなく、相手に見い出すこと。そんなスイッチの切り替えで、仕事も人生もガラッと変わった世界が開けるのです。

モーションが変るとエモーションが変わる!

そのスイッチは、ちょっとしたきっかけで、一瞬で切り替わります。本当に一瞬のできごとです。それは「人に喜ばれると自分もうれしい」ということに気づいた瞬間です。そのためにとってもシンプルで簡単な方法があります。

例えば今日、あなたは何人の人から「ありがとう」という言葉をもらえましたか? 逆に何人の人に「ありがとう」をいえましたか?

「よくある感謝の気持ちを忘れるなってヤツか」と思うかもしれません。でも、意味を考えすぎて毎日モヤモヤしているくらいなら試しに「ありがとうキャンペーン」を実施してみてはいかがでしょう?

「ありがとう」をいわれてイヤな思いをする人はいません。でも実際には照れくさくていえないという人も多いと思います。親にいうなんて、奥さん、旦那さんにいうなんて、と思っているかもしれません。

身近な人ほど「今さらそんなのないわ~」なんて思うでしょう。でも、とにかくどんなことでもかまいませんから、身近な人に感謝の言葉を口にしてみてください。相手にありがとうといわれる前にこちらから先制攻撃を仕掛けるのです。

「社会人」というのは、社会に属しているからそう呼ばれるのであって、さまざまな関係、フォロー、義理やしがらみを避けてはやっていけません。あなたの一言一句、一挙手一投足が、ビリヤードの球ようにいろんな人に影響を与え、自分に返ってくるのです。

「人は人の役に立つために生まれてきて、生きていく」とよくいわれますが、仕事の意味を考える前に、この仕事によって自分に何がプラスできて、それで周りの人の役に立てるかを考える。

チームや上司を喜ばせるために、何をすればいいのかを考える。たぶんそっちのほうが簡単です。

「モーション<行動>がエモーション<感情>を変える」というのは本当です。そもそも「仕事の意味」を考えてしまう人というのは、考えすぎてしまう傾向が強いのと、そのベクトルが自分にばかり向いてしまっていることが多いと思います。

仕事の意味なんか考えているくらいなら、目の前の人を喜ばせる「いたずら」の一つも考えるほうが相手も喜ぶし、自分も楽しい。そう思いませんか?

とりあえず、上司を笑顔にしてみよう

多くの人が、「こんなことに何の意味があるっていうんだ」と思って生きていた20代から、そのたびにいろいろ回り道をしてきたけれど、今となってはムダなことは何一つなかった。すべて「今」に至るための血肉になっている。あなたの苦手な上司だって状況は違っても、今のあなたと同じような意味を、仕事に求めてきたはずです。

不条理なことをいってくる人もいれば、部下に責任を押し付けるダメ上司もいるかもしれません。プライドだけは高く反論を許さない、まともにコミュニケーションできないというケースもあるかもしれません。そこで改めて自分の仕事の意味を考えてしまうこともあるかもしれません。

そこでものをいうのが「人間力」です。「会社員にとって、一番のお客さんは社長」といい言葉もあります。社長が大口契約だとしたら、上司はその窓口担当者。「クレーマーかよ!」と思うようなお客さんもいるかもしれませんが、苦手な上司もそんなお客さんの一人だと思うのもありかと思います。

その人をなんでもいいからその人を笑顔にして喜ばせて、感謝させてしまいましょう。これは媚びることではないです。「この人がよろこんでくれたら自分もうれしい」という単純な発想に過ぎません。

与えられた仕事にさらに工夫して、「こうしたらきっと課長はこのあとでやりやすい」とか、遅刻の言い訳でわざととんちんかんなことをいって笑わせるとかでもいいと思います。「え!? ありがとう!」「しょうがねーなー(笑)」となればこっちの勝ちです。

これ、実は苦手意識のある上司ほど効果は大きいです。喜ばせたモン勝ち。これは回りまわっていつか必ず自分に返ってきます。

そんな「好循環」を作り出すために、自分にとって仕事の意味とはなんて考えるよりも、いたずらをしかけるように上司を喜ばせるサプライズを考える脳を鍛えるほうが、仕事の発想や行動するアイデアにもつながるはずです。

まとめ

仕事に意味があるとしたら、それは「人をどれだけ喜ばすことができるか」という本当にシンプルなことです。「人は人の役に立つために生まれてきて、生きていく」。

だから、「人間=人の間」といわれるのですね。あれこれ意味をさがして悩むくらいなら、自分がどうこうより、この人がどうすれば喜んでくれるかをとことん考えてみて、それを実際に行動にうつしてみてください。

禅問答のようになってしまうかもしれませんが、仕事の意味を考えることは実際にはなんも役にも立ちません。でも無意味ではありません。

次に自分が何をどうするかを決めるきっかけです。人生に意味のないことなど一つもありません。

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