仕事が続かない!ジョブホッパーのタイプ別対処法4つ

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「転職したばかりなのに、もう辞めたくなってしまった」

「何度職場を変えても、納得できる場所にたどり着けない…」

今の日本社会では、何度も転職を繰り返す人は、決してプラスに評価されません。どうしても、意志の弱い、協調性のない人に見えてしまいます。

転職を繰り返す人には、ある共通した傾向があり、その原因によって大きく 4 タイプに分類することができます。

当然、タイプが異なれば対処法も違います。 ジョブホッパーになる人の典型的な 4 つのタイプと対処法を実例を交えて紹介して行きます。

 仕事つまらないタイプ

どんな仕事に就いても、すぐにその業務が、単調で無意味なものに思えてしまう。 「俺はこんなことをしていていい人間じゃない」などと考えてしまうことも。

けれど、世の中の「仕事」とよばれる物に、まったく意味のない、誰のためにもならないものなどひとつもありません。 一方、同じ仕事をしていても、わずかな成果や達成に満足し、楽しそうにしている人もいます。

では、その違いはどこから生まれてくるのでしょう? 実例をご紹介します。

Aさんは大手企業に勤めるサラリーマン。奥さんは主婦でした。日中の時間に余裕があった奥さん。ある日思い立って、DMのシール貼りの内職を受注して来ました。

ところが、始めてみるとあまりの単調さに、すぐに嫌気がさし、ご主人のAさんに愚痴をこぼすようになりました。

そこでAさん、学生時代にやったDMのアルバイトの経験を活かし、帰宅後に奥さんに、効率の良いシール貼りのやり方を伝授し始めました。

「シールをすばやくキレイにはがすにはどうしたらいいか」
「封筒を手に持つのとテーブルに並べるのはどっちがいい?」 などなど。

すると奥さん、急に目が輝き出し、自分でも早くキレイに仕上げる工夫を考案してはAさんに報告するようになりました。結果的に、納期よりかなり早く納品することができ、発注者にたいそう感心されたそうです。

封筒のシール貼りのような単調で、価値が見出しづらい仕事にも、工夫やノウハウがある。目標をもって、工夫しながら進める作業は、どんなものでも面白い。 サラリーマンのプロであるAさんは、そのことを知っていらっしゃったのですね。

対処法

どんな平凡な、単純作業のような仕事にも、必ず工夫や達成感があり、上司や周囲から評価される瞬間があるはずです。要は、それを自分で発見し、「喜び」「やりがい」と感じられるかどうかです。

自分が元から興味がある、「好きなこと」をそのまま仕事にしている人なんて、滅多にいません。みんな、多かれ少なかれ、妥協しているのです。

であれば、「楽しんだ者勝ち」じゃないですか。今の自分の仕事に面白みややりがいを見いだせている人。それは、人生の勝者です。

仕事好きすぎタイプ

カーショップに勤めていたBさん。車が大好きだった彼は、後輩に対する指導も丁寧で、接客態度も良く、評判の良い店員でした。

職場ではいつも快活で、楽しそう。周囲からは、まるで、仕事上の悩みなどなさそうに見えました。

ところがそんな彼が、ある日店のスタッフに「実は店を辞めようと思っている」と打ち明けました。
スタッフは驚き、口々に理由を尋ねました。その時彼が語った、退職の理由とは…

実はBさんはいわゆる「走り屋」で、店に来る客の中には仲間もたくさんいました。一方、社員である以上、会社の方針で、納得が行かない商品でも客にすすめなければならない時もあったのです。

忙しさに追われて、ピット作業で手を抜かなければならないことも。そうした積み重ねの中で、次第に『車が大好きな自分』を裏切っているような気持ちになり、プライベートで車に触れていても、心から楽しむことができなくなってしまいました。

結局Bさんは、それから間もなく、全く違う業界へと転職することになりました。

対処法

自分の好きな、趣味にしていることを仕事にできたらなんて幸せだろう。仕事を探すとき、誰もが考えることでしょう。

しかし、それが仕事である以上、全てをきれいごとで通すことなど不可能です。もしあなたに、「失うことが耐え難い」と思うほどの趣味、好きなことがあるなら、それは仕事にしない方がいいかもしれません。

かといって、全然興味がない分野を選ぶと、面白みややりがいを見いだしづらくなります。 もし今から転職先を探すなら、「2番目くらいに好き」なことを仕事にすることをおすすめします。

 いい人タイプ

不動産管理会社のお客様相談係だったCさん。主な業務は、勤め先の管理するアパートの持ち主、オーナーへの対応でした。

毎日オーナーの所へ訪問し、苦情を聞き取ったり、懇親会を企画したり、人当たりのよいCさんは、オーナー達の間でも評判の良い担当者でした。

ところが、何年かすると、会社の業績が悪化し、オーナー達に、管理費用の追加負担を求めなければならなくなりました。すると彼は急に元気がなくなり、口数も減って行きました。

心配した支店長が、理由を問いただすと、彼は次のように答えました。

「自分にはどうしても、オーナー様に追加負担のお願いができない。オーナー様は何も悪くないのに、会社の都合で負担をお願いするなんて間違っている。自分が納得していないのに、オーナー様に無理強いできる訳がない。」

彼の言うことは、一応筋が通っています。でも、サラリーマンである以上、会社の利益を考え、命令に従わなければならない。顧客に厳しい要求をしなければならないことも…

支店長も他のスタッフも、繰り返し彼にそう諭しましたが、Cさんが納得することはありませんでした。やがてCさんは、会社に来られなくなり、結局そのまま退職しました。

仕事熱心で、仕事に興味もやりがいも感じていたCさん。いったい何が悪かったのでしょうか?

対処法

接客業に限らず、人を相手にする仕事では、相手との距離感が重要です。Cさんのように、顧客とあまりに近づきすぎると、厳しいことを言わなければならない場面で言えなくなってしまいます。

かといって自分から壁を作り、親しくなるのを拒んでいるようでは、信頼も得られません。会社の業績が良好な時も、むしろそういう時こそ、常に対等なビジネスパートナーとして物が言えるような、関係づくりをすることが大切です。

Cさんのケースでも、会社が順調な時期に、「いつかうちの会社が苦しくなった時は、助けてやってくださいね」などと、気さくに話せるような関係になっていたら、結末は違ったものになっていたはずです。

勘違い転職タイプ

仕事が続けられなくなり、次の就職先が決まらない内に退職してしまうと、失業状態になり、焦りますよね。

焦りの結果、よく考えずに、あるいは見当違いな判断をして、転職先を選んでしまうことがあります。そして、結局合わなくて、短期間で辞めてしまう。この繰り返しは是非避けなければなりません。

何度かの転職の後、営業職の中途採用に応募し、採用されたDさん。おとなしいけど真面目に黙々と取り組む姿に、周囲はみな、これから長く一緒に働く仲間になると思っていました。

ところが、入社してわずか2週間で、Dさんは、仕事を辞めたいと言い出します。その理由はこうでした。

  • 入社前の失業期間にお金を使い果たし、その日の食事にも困っている。とても給料日まで持ちそうにない
  • 昔から人と話すのが苦手だったが、転職を機に、自分を変えたいと思った。しかし実際やってみると、毎日が辛くて仕方ない。

対処法

これは、典型的な「勘違い転職」です。まず、その日の生活費にも困っているのに、1ヶ月も先まで給料が出ない会社に就寝してしまったこと。

さらに、これほど余裕がない時に、わざわざ自分の不得意な分野に飛び込んでしまったことです。結局Dさんは、支店長にそのことを指摘されて納得し、間もなく退職しました。

失業は、誰にとってもショックなこと。自己嫌悪におちいることもあるでしょう。すると、このケースのDさんのように、一足跳びに「新しい自分」になろうとして、無謀なチャレンジをしてしまいがちです。

蓄えがあるとか、親の援助が受けられるのなら、それもいいでしょう。しかしDさんのように、生活に困窮している時にそれをすると、さらに困窮し、転職歴を増やすだけになってしまう。

当たり前ですが、転職先を探すときは、自分にそれができるか、よく見極めること。それから、ひとりで決めずに、冷静に見てくれる友達などに相談してみることが大切です。

まとめ

ほとんどのケースで、あなた自身の考え方、とらえ方次第で、度重なる転職は、防ぐことができます。

つまらなそうに思える単調な仕事の中に、面白みを見いだせているか?
自分の中の大切な趣味を、仕事にしようとしていないか?
顧客との距離の取り方を間違えて、がんじがらめになっていないか?
失業などの焦りにより、無謀な転職先を選んでいないか?

今の職場は本当にあなたに合っていないのか。もう一度考えてみてください。

そして、それでも転職せざるを得ないと考えるなら、次こそは長く続けられるよう、焦らず、慎重に転職先を選ぶことが大切です。

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