失恋でうつ病!?失恋うつの症状と対処法3つ

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失恋すると、とてもつらい気持ちになりますよね。失恋の理由は人それぞれですが、後悔や時間を巻き戻したい感覚などに陥ってしまう気持ちは、共通ではないでしょうか。

人間は、自己回復力を持っていますので、時を重ねればこのような苦い記憶も自然に消えていくと言われてます。

しかし、失恋から何ヶ月たっても、つらく憂鬱な気持ちが消えないことも多いものです。そんなときに気を付けたい「失恋うつ」について解説します。

失恋とうつの関係

「失恋ぐらいでうつになるなんて…」と思う方も中にはいることでしょう。しかし、失恋の後悔は、仕事で失敗したときの後悔よりも2倍以上大きいと言われています。

現に、これらの研究はアメリカで行われたもので、500人に対してデータを取ったところ、「仕事に関する後悔が20%」で「恋愛などに関する個人的な人間関係に対する後悔が56%」という結果が出ているのです。

うつの原因は、大きなショックなどから引き起こされることも多いですから、失恋が引き金となってうつになる可能性は高いと言えます。

また、うつ病全体に言えることですが、うつ病になる原因のひとつに「喪失体験」というものがあります。喪失体験とは、自分にとって大切な人や物、環境などを失うことで、心にぽっかりと穴が開いたかのような空虚感を味わってしまうことを言います。

この喪失体験は、「愛する人を失った」という失恋経験にぴったりと当てはまると言えるでしょう。ですが、失恋した人すべてがうつになるというわけではなく、他の要因も背景にあったうえで、失恋が絡まり「うつ」に陥ってしまうことが多いようです。

失恋うつの症状

失恋してしばらくは落ち込んだり、憂鬱な気分になったりすることは、もはや自然な感情です。しかし、それらの症状が変わらず2週間以上続くと、「うつ」の可能性が高くなります。

失恋うつの症状としては、以下のようなものがあります。

  • 失恋した相手以上に、素敵な人は2度と現れないと沈んだ気分になる
  • 相手を信じて待ち続ければ、その人が帰ってきてくれるかもしれないという思いを捨て切れない
  • 失恋した相手から裏切られたというイライラ感が消えない
  • 失恋した自分は価値がなく、生きていたってしかたがないと思い込む
  • 失恋した相手のことばかり考えてしまい、眠ることができない

失恋うつに陥ったときの対処法

失恋うつに陥ったときは、まず第一に医療機関を受診することがおすすめです。「ちょっとおかしいな」と感じたとき、すぐに治療を受けることで回復も早くなるからです。

そして、専門的治療と並行して、自分でできる対処法には次のようなものがあります。

無理をせず、ゆっくりと休養する

うつに一番禁物なことは「無理をすること」です。周りの人が忙しく活動的に働いている姿を見たら、自分だけゆっくりしていられないという気持ちになるかもしれませんが、自分と他人を比べてしまう考え方こそが、すでに心が疲れ切っている証拠です。

うつの時の心理状態は、車の整備が整っていない状態だと言い換えることもできます。そういう状態で、ガソリンを満タンにして走り出しても、メンテナンスが整っていないわけですから途中で、ハンドルが上手く回らなかったり、ブレーキの利きが悪くなったりとさまざまな不具合が起こります。

結果として色々な部分を修理しなくては、きちんとした走りができないことになってしまいます。人間も車と同じで、ゆっくり休養し、心身を整えることをしないと症状がよりひどくなってしまう可能性が大いにあるのです。

失恋相手の嫌だった点を表現すること

失恋し、別れた相手はもうすでにそばにいないことが多く、それまでに2人の間に色々とあったとしても美化されてしまいがちです。例えば、パートナーを亡くした人が相手を必要以上に美化してしまい、再婚のチャンスや幸せを逃してしまう状況と似ているかもしれません。

また、自分の前からいなくなった人なので、「別れた相手のことを悪く言ってはいけない」という意識も働いてしまいます。ですが、そういう抑圧した気持ちを持ち続けていることこそが、うつを長引かせてしまっていることもあり得るのです。

失恋相手も人間ですから、パーフェクトな人物ではなかったと思います。だからこそ、相手の長所ばかりを見るのではなく、短所や嫌だった点にも目を向けてみましょう。

そして、自分の心の中だけで思うのではなく、信頼できる人に打ち明けてみるとより効果的です。自分の気持ちの整理作業をしているうちに、「相手を過剰評価しすぎていたかも」という気持ちに気づくことが大いにあるでしょう。

この失恋にどういう意味があったのか考えてみる

これは、うつ状態が少し回復してから行うことがおすすめの方法です。つらい気持ちのさなかに行ってしまうと、余計に思い出がよみがえり苦しくなってしまうこともあり得ますので、時期を見計らってくださいね。

失恋は大きなショックには変わりはなかったけれど、「この失恋で自分は何を学んだか」「今後どうしていけば、もっと楽に生きることができるか」などを見つめなおすという論理的な視点が必要になります。

失恋した時は、どうしても感情的に考えてしまっているものですので、自分を客観的な視点で見ることで、さまざまな気づきや学びを発見することができるでしょう。

失恋うつの時の注意点

失恋でうつになっている時は、表現できないほど苦しいものです。時には、早く心の支えがほしいとさえ思ってしまいます。

そのため、新しい恋や相手を探せば、心が満たされると感じ、その思いだけで次の恋を躍起になって見つけようとする人もいるかもしれません。

しかし、これは逆効果になることが多いものです。失恋後は、本来の自分の冷静な判断力が鈍っていることが大半ですので、行動することで疲労感が増し、次の相手を見る目が曇り、余計に傷ついてしまう結果になることも少なくありません。

そうなると二重にショックを受け、回復にも時間がかかってしまうため、焦って何かをすることには注意をしてほしいと思います。

失恋うつは男性も陥る

失恋うつと言うと、女性をイメージする方が多いと思いますが、男性も失恋うつになり得る可能性は十分にあります。特に男性は女性と違い、自分の弱さを外に出せなかったり、病院に行きづらかったりという傾向にあります。

だからこそ、周りも気づきにくいのです。失恋のつらさは、男女ともに同じなので、男性だから我慢しなければならないということはありません。決して、失恋したから弱いわけではないですし、周りの人も気を付けてあげる姿勢が必要かもしれません。

まとめ

失恋は、私たちが思っているよりも大きなダメージを受ける出来事です。時には、人生さえ左右してしまうこともあり得ます。

だからこそ、軽く考えずに、不調を感じたら治療と対処法、そして注意点を忘れないように心がけましょう。

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